ドラフト結果3：Equites Caesaris

()内はMock Draft Centralによる参考ADPです。選手の成績は昨年の実績ではなく、MLB公式サイト内記事による2009年の予想成績を使用しています。情報の速さ・精度共に物足りない指標ですが、無償で提供されている点を重視して、チームの雰囲気を掴む参考までに載せています。

Pos	Name (PosElig.)	DP	ODP	ADP	Avg	R	HR	RBI	SB
C	Bengie Molina (C)	14位	全166位	(178.42)	.278	46	18	80	0
1B	Albert Pujols (1B)	1位	全3位	(2.34)	.340	118	41	121	7
2B	Dustin Pedroia (2B)	3位	全27位	(27.11)	.316	88	13	71	12
3B	Aubrey Huff (1B/3B)	6位	全70位	(86.66)	.293	81	25	93	3
SS	Ryan Theriot (SS)	15位	全171位	(183.95)	.284	74	1	39	25
OF	Manny Ramirez (OF)	2位	全22位	(20.69)	.312	88	36	114	2
OF	Jason Bay (OF)	4位	全46位	(34.44)	.288	107	30	102	9
OF	Ichiro Suzuki (OF)	5位	全51位	(26.32)	.318	100	7	45	37
Util	Bobby Abreu (OF)	8位	全94位	(58.84)	.286	88	15	84	20
BN	Carlos Delgado (1B)	17位	全195位	(97.42)	.264	86	33	104	1
BN	Orlando Cabrera (SS)	19位	全219位	(148.38)	.272	81	6	58	15
BN	Kazuo Matsui (2B)	20位	全238位	(172.06)	.281	66	8	40	25
BN	Melvin Mora (3B)	21位	全243位	(198.98)	.275	74	20	86	2
Pos	Name (PosElig.)	DP	ODP	ADP	W	Sv	K	ERA	WH/
SP	Roy Oswalt (SP)	7位	全75位	(75.29)	14	0	162	3.62	1.26
SP	James Shields (SP)	9位	全99位	(79.84)	15	0	154	3.51	1.15
RP	Matt Lindstrom (RP)	10位	全118位	(172.38)	3	27	56	3.66	1.41
RP	Huston Street (RP)	11位	全123位	(191.41)	5	14	61	3.65	1.26
P	Matt Cain (SP)	12位	全142位	(127.11)	12	0	165	3.69	1.29
P	Zack Greinke (SP)	13位	全147位	(144.44)	12	0	177	3.40	1.20
P	Justin Duchscherer (SP)	16位	全190位	(203.26)	8	0	98	3.34	1.18
BN	Joe Saunders (SP)	18位	全214位	(174.50)	12	0	107	3.88	1.33

コメント：今回のドラフトでは救援投手の価値が全体的に高騰して、その結果として外野手や一塁手など主に層の厚いポジションの好プレイヤーがADPよりかなり遅い位置まで残されることとなりました。中でも一塁手は特にその傾向が顕著で、このチーム「Equites Caesaris」が17巡目で獲得したCarlos Delgadoも大安売り状態となっています。世界最高の一塁手であるPujolsがレギュラーでいるとはいえ、ADP100位以下の選手を2倍以上の順位で獲得出来るというのは大きいですね。また、一般的には3巡目の選手であるイチローも5巡目での獲得に成功しており、とても豪華な外野陣を形成しています。打者は全体的に見ても本塁打特化の選手と盗塁特化の選手が上手く組み合わさっており、高いレベルでバランスが取れています。投手陣も圧倒的な選手こそいないものの、安定した防御率で勝利数と奪三振数を堅実に積み重ねてくれそうな選手が揃っていますね。ただ、2人の救援投手が現状あまり良好な立場にいなさそうなのが強いていえば不安材料かもしれません。(とはいえセーブ数はシーズンの流れ次第で変わる水物なので、現時点ではまだ何とも言えないところです。)