ドラフト結果2：vipper DQN

()内はMock Draft Centralによる参考ADPです。選手の成績は昨年の実績ではなく、MLB公式サイト内記事による2009年の予想成績を使用しています。情報の速さ・精度共に物足りない指標ですが、無償で提供されている点を重視して、チームの雰囲気を掴む参考までに載せています。

Pos	Name (PosElig.)	DP	ODP	ADP	Avg	R	HR	RBI	SB
C	Matt Wieters (C)	6位	全71位	(124.92)	.288	55	23	80	1
1B	Justin Morneau (1B)	2位	全23位	(21.16)	.297	95	29	117	1
2B	Robinson Cano (2B)	9位	全98位	(80.93)	.303	84	15	80	5
3B	Chipper Jones (3B)	4位	全47位	(50.95)	.317	77	19	74	2
SS	Derek Jeter (SS)	7位	全74位	(99.68)	.305	108	13	74	14
OF	Nick Markakis (OF)	3位	全26位	(33.09)	.317	108	25	106	14
OF	Ryan Ludwick (OF)	8位	全95位	(91.52)	.276	88	32	96	4
OF	Xavier Nady (OF)	13位	全146位	(162.94)	.286	72	22	80	2
Util	Travis Snider (OF)	14位	全167位	(317.62)	.290	70	17	78	2
BN	Placido Polanco (2B)	18位	全215位	(240.60)	.311	94	9	61	5
BN	Mike Lowell (3B)	20位	全239位	(311.93)	.280	66	18	84	1
Pos	Name (PosElig.)	DP	ODP	ADP	W	Sv	K	ERA	WH/
SP	Tim Lincecum (SP)	1位	全2位	(25.17)	16	0	262	3.33	1.21
SP	Ricky Nolasco (SP)	11位	全122位	(122.23)	14	0	172	3.77	1.22
RP	Joe Nathan (RP)	5位	全50位	(76.87)	3	35	72	1.60	0.91
RP	Grant Balfour (RP)	12位	全143位	(305.80)	4	5	72	2.35	1.07
P	Max Scherzer (SP/RP)	10位	全119位	(186.47)	13	0	152	3.84	1.25
P	Erik Bedard (SP)	15位	全170位	(179.34)	9	0	157	3.57	1.24
P	Jose Arredondo (RP)	16位	全191位	(287.60)	7	1	59	2.30	1.08
BN	Tommy Hanson (SP)	17位	全194位	(319.66)	10	0	100	3.95	1.32
BN	Rick Porcello (RP)	19位	全218位	(NA)	NA	NA	NA	NA	NA
BN	Peter Moylan (RP)	21位	全242位	(NA)	NA	NA	NA	NA	NA

コメント：Lincecumの全体2位指名には皆して驚かされました。勝負に拘れば拘るほど忘れてしまいがちなのですが、思い入れのある選手を獲得するというのはファンタジー・スポーツを楽しくする上でとても重要なことですね。2巡目で獲れるか獲れないか微妙というドラフト順位になってしまった上での決断でしょう。ADPや予想成績がまだ掲載されていないような投手も2人獲得していたり、今季のNo.1プロスペクトのMatt Wietersや第二のLincecumと形容されることもあるTommy Hansonを指名していたりと、非常に見ていて興味深いチーム編成となっています。投手に関しては三振を奪う能力と、優秀な中継ぎ投手を重視しているのが見て取れますね。1250イニングに到達さえ出来るのなら、例えホールドがない設定のリーグにおいても、優秀な中継ぎ投手が残すイニング辺りのカテゴリー貢献率というのはとても高いものとなります。打者は盗塁を捨て気味で、打率を筆頭とした打撃成績のバランスを重視でしょうか。Synergy(*=ある1つのカテゴリーにおける成績が、他のカテゴリーに及ぼす影響)の小ささから盗塁とセーブは他のカテゴリーよりも少しだけ価値が低いと見られることが多いですが、まさにそういった感じのチーム作りになっています。シーズンの流れに応じてNathanがトレードの駒に使われることとなっても、面白そうです。