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2009年3月12日木曜日

エキスパートによるMock Draft(6巡目)


6巡目1位 全体61位 Jonathan Papelbon RP (Scott Pianowski Alt.)

彼が確実にMariano Rivera、Joe Nathan、Brad Lidge、Francisco RodriguezやJoakim Soriaより良い成績を残すなんて保証はできないし、普段の僕はセーブに大金を注ぎ込んだりはしない。でも次に自分が指名できるのが他の人が22人を指名した後となる端のドラフト順に位置することとなった時は、自分から新しい流れを始めていくというのは悪い考えではない。次の20指名において少なくとも4人の抑え投手が指名されていくのだとしたら、1カテゴリーでしか貢献が出来ない投手に一番高い金額を払ったことも正当化されようものである。とは言うものの、ドラフト順が中位になった時の僕は、予算内でどれだけセーブ数を稼げるかが全てだ。

1B Mark Teixeira
3B Garrett Atkins
OF Nick Markakis, Matt Kemp
SP Tim Lincecum
RP Jonathan Papelbon

6巡目2位 全体62位 Chad Billingsley SP (Scott Pianowski)

もしもまた違う機会に全く同じ状況になったとしたら、Cliff LeeやErvin Santana、Francisco Lirianoをここで指名するかもしれない。この先発投手の階層は、興味深い選手達が多数揃っている。(Roy OswaltとJames Shieldsの指名も議論に値する。) でもこのチームが投手をドラフトするのにここまで待ったことを考えれば、成績の伸び代が大きくNo.1になれる可能性があるNo.2の価格で獲得できる選手を狙うというのが全てである。可能性の高い200奪三振、投手にとって有利なNLの環境、ドジャースタジアムからのぞくチャヴェス・ラヴィーンの景色、全てがBillingsleyを推している。

C Russell Martin
1B Ryan Howard
3B Aramis Ramirez
SS Jimmy Rollins
Util Adrian Gonzalez
SP Chad Billingsley

6巡目3位 全体63位 Jay Bruce OF (Brandon Funston Alt.)

一巡前に指摘したパワーの不足を補うときが来た。開幕直前に22歳を迎えるBruceは成長の可能性に満ち溢れている。特に左投手を相手にした時など、まだ打席において矯正していかなければならない点は多いが、彼は学習能力の高い選手だと期待されている。メジャー最初のシーズンで108試合で21本塁打という記録は、今季フル出場で30~35本の可能性を感じさせる。

2B Ian Kinsler
SS Rafael Furcal
OF Jason Bay, Jay Bruce
Util Chase Utley
SP Brandon Webb

6巡目4位 全体64位 Troy Tulowitzki SS (Brandon Funston)

大腿四頭筋腱の故障で2年目のシーズンが台無しにされてしまったが、初年度の彼は打率.291/24本塁打/99打点/104得点/7盗塁を記録している。まだ24歳の彼が07年に記録したこの成績と同レベルに戻ってこれないと信じる理由はどこにもない。昨季も復帰してからオールスター以降はOPS.858を残した。全体64位という位置でならば、僕は可能性に賭ける。

1B Miguel Cabrera
2B Dan Uggla
3B Evan Longoria
SS Troy Tulowitzki
OF Carl Crawford
SP Cole Hamels

6巡目5位 全体65位 Geovany Soto C (Matt Romig Alt.)

捕手のポジションで出場可能だった選手の中で、昨季のSotoは本塁打のカテゴリーで1位(23本)、打点で3位(86)、打率で4位(.285)を記録した。もう少し三振を減らしてくれてもいいとは思うだろうが、捕手の仕事は十分すぎるほど大変なものなのだから、アウトになるのに一塁まで無駄に走っていく必要もないだろう。

C Geovany Soto
2B Brian Roberts
3B Kevin Youkilis
OF Josh Hamilton, B.J. Upton
SP Dan Haren

6巡目6位 全体66位 Stephen Drew SS (Matt Romig)

2度目のフルシーズンとなった昨季は大きな成長を見せた。またオールスター後の64試合で打率.326/9本塁打を記録しており、シーズンの中でもさらに成長を重ねているのが窺える。大学時代の彼は2桁盗塁を記録する選手で、一昨年は盗塁試行数9回の全てを成功させた。昨季はたった6回の試行に終わった彼がまた積極的に走るようになってくれるとありがたいが、ここでは打撃成績を求めて指名をしている。

1B Adan Dunn
SS Stephen Drew
OF Grady Sizemore, Alex Rios
SP Johan Santana, CC Sabathia

6巡目7位 全体67位 Brian McCann C (Andy Behrens Alt.)

McCannは2006年以降打率.300/出塁率.360/長打率.513を記録してきており、毎年平均して22本塁打と91打点を残してきた。そして彼は実はSotoよりも1歳若い。僕の中のランク付けではMcCannが捕手のポジションの中で1位となっていたので、ここで彼を指名しないというのは難しい。

C Brian McCann
1B Prince Fielder
2B Brandon Phillips
OF Ryan Braun, Vladimir Guerrero, Shane Victorino

6巡目8位 全体68位 Joe Mauer C (Andy Behrens)

Mauerが捕手の中で一番だという意見にもとても説得力がある。実際のところ、これまで僕らがこの捕手のポジションを指名するのにここまで待っていたのは、このポジションの最上位の階層に位置する選手がかなり多いというのが理由である。(2番目の階層に位置する選手もたくさんだ。) Mauerは素晴らしい長打力を持っているわけではないが、打率を残すことに関してはずば抜けている。(08年.328、06年.347) 出塁率も高い選手なので、得点も大量にもたらしてくれる。

C Joe Mauer
3B David Wright
OF Carlos Beltran, Carlos Quentin, Corey Hart
SP Jake Peavy

6巡目9位 全体69位 Hunter Pence OF (Brad Evans Alt.)

長打力の成長が、このモジャモジャ頭の外野手を7巡目に入る前に指名するに足る十分な理由だった。昨季はライナー性の打球が13.9%と規定打席に達した選手の中では最も少ない異常な数値となり、外のボールにつられてしまうという傾向も手伝って、07年に.322を記録した打率は.269まで急降下した。3年目のフルシーズンを迎える直前の彼は、再度方向転換をする準備が出来ている。打率.280/25本塁打/90打点/85得点/10盗塁を期待できる彼は、Mixedリーグの3人の外野枠の1つを埋めるには堅実な選手だ。

1B Justin Morneau
3B Chris Davis
SS Jose Reyes
OF Manny Ramirez, Hunter Pence
Util David Ortiz

6巡目10位 全体70位 Ryan Zimmerman 3B (Brad Evans)

Mock Draftでの98.1位というADPを考えると、これは急ぎすぎた指名かもしれない。だがZimmermanの年齢・経験と健康状態は無視するには魅力的すぎる。ナショナルズはLastings MilledgeとElijah Dukesという成長を続ける上位打線を誇っている。Zimmermanの上昇し続けているコンタクト率(昨季83.6%)と十分な長打力を合わせて考えると、このポジションにおいて上位10人に入る成績を挙げるのは保証されたようなものである。06年と07年にかけてZimmermanは平均して22本塁打と100打点を記録していたのも忘れてはならない。

1B Albert Pujols
2B Alexei Ramirez
3B Ryan Zimmerman
OF Matt Holliday, Jacoby Ellsbury
Util Lance Berkman

6巡目11位 全体71位 Mariano Rivera RP (Chris Liss Alt.)

Riveraは年齢を重ねるごとに成長をしている。昨年は70.2イニングを投げてわずか41被安打、三振:四球比は77:6を記録した。彼は昨年10月に軽い肩の手術を受けたが、重大な問題は発見されなかった。何か影響があるとしたら、今季はこれまでよりも快適に投げることが出来るようになるくらいである。

2B Dustin Pedroia
3B Alex Rodriguez
OF Alfonso Soriano, Curtis Granderson, Nate McLouth
RP Mariano Rivera

6巡目12位 全体72位 Joe Nathan RP (Chris Liss)

抑え投手の成績を読むのは難しいが、Nathanは過去5シーズンで少なくとも36セーブ以上を記録してきており、2005年以降は防御率2.00を超えたことがない。他の細かな成績も、昨季はキャリアの中でも最高峰のレベルだった。

3B Chipper Jones
SS Hanley Ramirez
OF Carlos Lee, Ichiro Suzuki
SP Roy Halladay
RP Joe Nathan

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中盤に入っていくこれからが本当ならばいよいよ興味深くなってくるところなのですが、どうやら6巡目までで更新が終了してしまったようです・・・。

2009年3月9日月曜日

エキスパートによるMock Draft(5巡目)


5巡目1位 全体49位 Larry Wayne "Chipper" Jones 3B (Chris Liss)

今年の三塁は例年よりも層が薄く、Chipperは打席あたりの成績という観点から見れば球界で3本の指に入る選手である。もちろん彼は年齢を重ねているし、30~40試合の欠場は予想に織り込んでおく必要がある。ただそれでも25本塁打/90打点/打率.325に4個か5個の盗塁は期待が出来る。

3B Chipper Jones
SS Hanley Ramirez
OF Carlos Lee, Ichiro Suzuki
SP Roy Halladay

5巡目2位 全体50位 Nate McLouth OF (Chris Liss Alt.)

McLouthの昨季はコンタクト率と四球率を上昇させて26本塁打/23盗塁を記録し、打率も26歳の選手としては合格点の.276を残した。昨年の10月に27歳となった彼は、今季を年齢的な全盛期として迎えることになる。成績の下落を心配する要素はないし、まだ上昇する可能性も残されている。

2B Dustin Pedroia
3B Alex Rodriguez
OF Alfonso Soriano, Curtis Granderson, Nate McLouth

5巡目3位 全体51位 Alexei Ramirez 2B/SS/OF (Brad Evans)

干からびたミイラのような見た目をしているが、このほっそりした内野手は昨季20本塁打と10盗塁を記録した3人の二塁手の内の1人で、また2人の遊撃手の内の1人でもある。Ramirez以降の2Bの質の下落の激しさを考えれば、この内野手に困窮したチームに取って当然とも言える指名だ。

1B Albert Pujols
2B Alexei Ramirez
OF Matt Holliday, Jacoby Ellsbury
Util Lance Berkman

5巡目4位 全体52位 Chris Davis 1B/3B (Brad Evans Alt.)

The Noiseのコーナーで評価を受けていたことによって少し急ぎすぎた指名となったかもしれない。(Mock Draft CentralでのADPは68.1。) だがエキスパート達が揃ったリーグのドラフトでDavisが6巡目の後半まで残っている確率というのは絶望的だ。このレンジャーズが誇る若手豪腕選手の持つ35~40本塁打と打率.280以上を打てる可能性はとても魅力的で、2ポジションで出場できるという点も考えればなおさらである。

1B Justin Morneau
3B Chris Davis
SS Jose Reyes
OF Manny Ramirez
Util David Ortiz

5巡目5位 全体53位 Corey Hart OF (Andy Behrens)

Hartの悲惨な9月の成績はブリュワーズとファンタジーチームのオーナー達に様々な問題を引き起こすこととなった。それでもこの26歳の選手は2年連続で20本塁打/20盗塁のシーズンを記録してきている。彼は四球を積極的に選びはしないが、このファンタジーベースボールのフォーマットでは大した問題にはならない。一応触れておくが、僕は2Bのポジションで残っている選手の質が急激に下落したとは思わない。12チームでのMixedリーグでなら、二塁はそこまで埋めるのが大変なポジションではない。

3B David Wright
OF Carlos Beltran, Carlos Quentin, Corey Hart
SP Jake Peavy

5巡目6位 全体54位 Shane Victorino OF (Andy Behrens Alt.)

一巡前に書いた懸念の通り、今回はスピードを狙いにいった。Ellsburyが理想だったが、Victorinoでも大丈夫だ。彼は本塁打と打率(08年は14本と.293を記録)を犠牲にすることなく盗塁と得点(36盗塁/102得点)をもたらしてくれる。Chris Davisが指名されてしまったというのはちょっとした悩みの種だ。残されている三塁手は急に面白みのない顔ぶれとなってしまった。

1B Prince Fielder
2B Brandon Phillips
OF Ryan Braun, Vladimir Guerrero, Shane Victorino

5巡目7位 全体55位 Adam Dunn 1B/OF (Matt Romig)

Dunnは過去5シーズンで40本塁度を5回、100得点を3回、100打点を3回記録している。この安定感は特筆に値する。例えそれが1カテゴリーでの犠牲を伴うことになったとしてもだ。(通産打率.247)

1B Adan Dunn
OF Grady Sizemore, Alex Rios
SP Johan Santana, CC Sabathia

5巡目8位 全体56位 Dan Haren SP (Matt Romig Alt.)

このチームはエースを必要としており、Harenの成績はそれに値するものだ。まだ世間における彼の名声は、彼が実際に挙げる数値に追いついてきていない。奪三振は昨年キャリア最高の206を記録し、WHIPもキャリア最高となる1.13まで低下した。ファールゾーンが広がり続けるオークランドの恩恵を受けずにして、である。

2B Brian Roberts
3B Kevin Youkilis
OF Josh Hamilton, B.J.Upton
SP Dan Haren

5巡目9位 全体57位 Dan Uggla 2B (Brandon Funston)

この指名は他にもいくつか候補があった。まだ誰一人として手を伸ばしていない捕手と抑え投手のポジションにはたくさんの有望選手がいるが、それはおそらくこのチームの次の指名順位までに消え失せてしまうということはないだろう。その代わりに、より希少価値のあるポジションでまだ残っている優秀な才能を持った選手を獲得することにした。Ugglaは正当な評価を受けているとは言えないし、僕もそれに関しては他の皆と同様に非難されるべき存在だったことだろう。だが30本塁打/90打点/105得点という彼の3年間の成績の平均値は嘘を付かない。低打率は常に心配事となるが、Adam Dunnが2順前に指名されたように、他のカテゴリーでの優秀な数字への代償として十分に納得がいく段階に来ている。

1B Miguel Cabrera
2B Dan Uggla
3B Evan Longoria
OF Carl Crawford
SP Cole Hamels

5巡目10位 全体58位 Rafael Furcal SS (Brandon Funston Alt.)

このチームはもうすぐにでも長打力に狙いを集中させなければならなくなってきているが、スピードも重要である。Furcalは層の薄い遊撃手というポジションにおいて、それを提供してくれる存在だ。今年はある程度健康でいられると想定すると、打率.300/25以上の盗塁に100以上の得点を狙ってくることだろう。

2B Ian Kinsler
SS Rafael Furcal
OF Jason Bay
Util Chase Utley
SP Brandon Webb

5巡目11位 全体59位 Russell Martin C (Scott Pianowski)

普段の僕はこのポジションを積極的にドラフトするタイプではない。Keeper(*=前年度の自チーム所属選手から数人の選手を翌年のチームにドラフトなしで持ち越せるというリーグ設定。同じメンバーで毎年毎年遊ぶことを想定されており、この設定があると特に若手選手の価値が上昇する。)  の設定がないリーグですらMatt WietersがJohnny Benchの再来かのようにドラフトされているのも、僕は遠くから白旗を振って眺めているだけである。ただし、目を逸らすには価値が高すぎるという状況がないわけではない。今回のMartinの指名はまさにそういうケースである。(昨年彼は友人や家族とのドラフトでは39位で指名されており、今年のADPは44.5である。ここでの僕は59位での指名だ。) Martinが捕手としては稀に見る走力を持っているのは周知のことであり(18盗塁/87得点)、Joe Torreが彼を出場させ続けるであろうというのもまたご存知の通りだ。(昨季は捕手の中で最高となる155試合/553打席。) ドラフトではいつでも状況に応じて方針を変更して最善の選択が出来るように準備をしておくことが必要である。今回僕がいつもと違う選択をしたのは、まさにそれだ。

C Russell Martin
1B Ryan Howard
3B Aramis Ramirez
SS Jimmy Rollins
Util Adrian Gonzalez

5巡目12位 全体60位 Garrett Atkins 1B/3B (Scott Pianowski Alt.)

彼の昨年は悪いシーズンとなってしまったため、皆こぞって彼を指名するという船から飛び降りてきている。でも全体60位での指名においては、Atkinsに挑戦の機会を与えることに僕は全く問題を感じない。数値が落ちたのはもしかしたらロッキーズが強制したポジション変更のせいかもしれないし(一塁手としてプレイをした62試合でOPSが.102低下した)、例えばChipper Jonesなんかとは違って、少なくともシーズンを通して健康体でいられるかどうかに関しては不安を持たずにいられる。(過去3シーズンでわずか17試合しか欠場していない。) トレードの噂が消えてきており、2009年の(全てではないとしたら)ほとんどをコロラドでプレイすることが確実となってきたAtkinsには、いつも通りの打率.300/90得点/25本塁打/100打点といった成績を期待する。もしも彼が全体的に成績を上げる結果になったとしても、僕は驚きはしない。

1B Mark Teixeira
3B Garrett Atkins
OF Nick Markakis, Matt Kemp
SP Tim Lincecum

2009年3月8日日曜日

エキスパートによるMock Draft(4巡目)


4巡目1位 全体37位 Matt Kemp OF (Scott Pianowski Alt.)

この選手はまさに今発展途上にある5カテゴリープレイヤーで、まだ全盛期を迎えてはいない。もう少し三振率を抑えて、四球を選ぶようになって欲しいとは思うだろうが、他にはどこに好きになれない点があるだろうか?他のカテゴリーを犠牲にせずに30~40盗塁が出来る選手を獲得できるというのは幸運なことで、Joe Torreはこういった選手を積極的に走らせる監督でもある。

1B Mark Teixeira
OF Nick Markakis, Matt Kemp
SP Tim Lincecum

4巡目2位 全体38位 Adrian Gonzalez 1B (Scott Pianowski)

この段階ではまだポジション枠の空き具合に関してはあまり心配しすぎないことにする。安定して打率.280/100得点/30本塁打/100打点を記録できるGonzalezのようなプレイヤーを自由に獲得できる段階ではね。近い将来に彼はペトコパークの呪縛から解き放たれてどこか別の都市でMVPを獲得することだろう。それまでは、僕は球場の不利という税金を払ってでも、毎春安売りで出てくるGonzalezを獲得することにする。何だって?投手を獲れって?まだ投手のポジションには十分優秀な選手達が残っているのさ。仮に次の20指名順で他のチームが投手を指名しまくったとしてもね。

1B Ryan Howard
3B Aramis Ramirez
SS Jimmy Rollins
Util Adrian Gonzalez

4巡目3位 全体39位 Brandon Webb SP (Brandon Funston Alt.)

233投球回/19勝/185奪三振/防御率3.13/WHIP 1.17。これがWebbが過去3シーズンで残してきた成績の平均値だ。彼は他のどの一流先発投手にも負けないくらい確実に成功を収める投手だ。一流のシンカーと優秀な制球力が被本塁打数の抑制に貢献しており、過去3シーズンのいずれにおいても15本より多く本塁打を打たれたことはない。これらの要素が彼を世界最高峰の安定感を誇る投手に仕立て上げた。彼の生涯成績である197先発のうち実に67%となる132回がQSである。

2B Ian Kinsler
OF Jason Bay
Util Chase Utley
SP Brandon Webb

4巡目4位 全体40位 Cole Hamels SP (Brandon Funston)

もちろん、ミサイル発射台とも言える彼のチームのホーム球場が、Hamelsを指名するのを一瞬躊躇させるのは自然なことだ。でも過去2シーズンのいずれも彼のシチズンズ・バンク・パークにおける防御率は3.25以下を記録しており、大した問題ではない。まだたった25歳の彼は昨シーズン防御率、奪三振、そしてWHIPでリーグ11位以内の成績を残した。ほとんど全てのカテゴリーで過去3シーズンのいずれも成長を見せてきており、4勝0敗防御率1.80を記録したプレイオフでの活躍は、彼が今年も成績をもう一段階上のレベルへと上げてくることの明確な予兆と言える。

1B Miguel Cabrera
3B Evan Longoria
OF Carl Crawford
SP Cole Hamels

4巡目5位 全体41位 Kevin Youkilis 3B/1B (Matt Romig Alt.)

ヤンキースとレッドソックスの選手はドラフト時に過剰評価されるというのが常識となっているが、彼の一般人のような顔と一般的ではないバッティングスタンスに他のオーナー達は怖気をなしたのか、今回僕はYoukを適正な価格で獲得することが出来た。否定派の人たちは昨年の彼の本塁打の上昇を例外的なものだと指摘するだろうが、本塁打と打点、打率はここ3年上昇を続けてきており、今季の彼に90~100得点が期待できるというのは妥当な予想だ。去年の成績から20~25本塁打と90~100打点に下方修正したとしても、非常に貢献度の高い2つのポジションを守れる4カテゴリープレイヤーとなる。

2B Brian Roberts
3B Kevin Youkilis
OF Josh Hamilton, B.J. Upton

4巡目6位 全体42位 Alex Rios OF (Matt Romig)

これは「どんな良い結果が出るのかわからない」という点でちょっと楽しい指名だ。最初の111試合でたった一打席しか本塁打を打てなかった初年度のRiosか、それより24倍の本塁打を記録した2007年版のRiosか、はたまた40盗塁をも狙える脅威となってきた2008年版のRiosとなるか。66試合で打率3割ちょうど、11本塁打に9盗塁を記録した去年のオールスター後のRiosは、後者2つをちょっとずつ混ぜ合わせたようだった。だから30本塁打と30盗塁のどちらを予測しておけばいいのか僕にはよく分からない。(両方?) とにかく4カテゴリーに渡って何か良いものをもたらしてくれるという不確定さと今回は手を結ぶことにする。

OF Grady Sizemore, Alex Rios
SP Johan Santana, CC Sabathia

4巡目7位 全体43位 Vladimir Guerrero OF (Andy Behrens Alt.)

膝の手術の後でもあるし、盗塁は全く期待できない。それでもVladは33歳となる今季を4カテゴリープレイヤーとして迎える。過去に9回100打点以上のシーズンを記録している彼の通産打率は、現役で4番目に高い.323だ。それに今季の彼は契約延長のためにプレイすることともなる。僕は3巡目でSabathiaの指名をパスしてから、この4巡目ではJake PeavyとRoy Halladayをパスすることにした。簡単な決断ではなかった。でもMixedリーグのフォーマットでは、ドラフト100~150位ほどで指名される先発投手の中にもたくさん面白い選手はいる。だから最初の数巡ではまず可能な限り最高の打者たちを集めるというのが作戦だ。投手はもう少し待たせても大丈夫だろう。だが盗塁はおそらくそうではない。次の5巡目ではそこを狙うこととする。

1B Prince Fielder
2B Brandon Phillips
OF Ryan Braun, Vladimir Guerrero

4巡目8位 全体44位 Jake Peavy SP (Andy Behrens)

ここでの選択肢はPeavyとDavid Ortizだった。ここでもしもPapiをドラフトしていたとしたら、このチームはQuentinに加えてさらにもう一人手首の心配をしなければいけない選手を追加してしまうことになる。だから、ここではPeavyを指名した。もちろん彼はまだトレードされる可能性があるし、今現在と同じくらい投手有利な環境に移るということはそうそうないだろう。でもどこに行ったとしても、彼の素晴らしい奪三振数は変わらない。完全に安心な先発投手なんてものは存在しないので、次に投手を指名するのはもう数巡待つこととする。5巡目では20本塁打/20盗塁を達成できるような選手に狙いをつけていく。

3B David Wright
OF Carlos Beltran, Carlos Quentin
SP Jake Peavy

4巡目9位  全体45位 David Ortiz Util (Brad Evans Alt.)

現在も継続中の手首の負傷が主な要因となって、Ortizは08年の大半をもがき苦しんだ。オールスター後にMan-Ram(*=Manny Ramirez)をドジャーズに失ったことは事態をより困難なものとしたが、33歳のBig Papiにはまだ十分な力が残されている。Ortizはカレンダーが09年を告げる前に自ら100%の体調に戻ったことを宣言しており、キャンプが始まる頃には全力でプレイできる見通しだ。もちろん50本塁打を放つシーズンはもう過去のものだし、彼はUtil枠でしか起用ができない選手だ。だが35~40本塁打というのは「あり得る」というより「有望」である。数字を急激に落としたものの、総合的な成績は未だ十分なものを誇っている。大きな故障を抱えることとならなければ、彼の成績は打率.290/35本塁打/115打点/110得点というAdrian Gonzalezのものと遜色ないものとなるはずである。このチームにおいてPapiとMannyのコンビが再結成。僕には最高に気持ちが良いことだ。

1B Justin Morneau
SS Jose Reyes
OF Manny Ramirez
Util David Ortiz

4巡目10位 全体46位 Jacoby Ellsbury OF (Brad Evans)

長打力はすでに十分揃っているので、ここで僕は超一流のスピードを探し求めた。Ellsburyはまさにそれが特徴の選手だ。鳴り物入りで登場したこの期待の新人は、メジャーでの最初のシーズンとなった昨季、驚くべき結果を残した。50盗塁を記録し、98得点を積み重ね、554打席で打率.280という十分な数字を残した。打点を無視すれば、彼はCarl Crawfordの廉価版だ。今季もボストンの主要な得点役となるこの25歳の外野手は、昨年の89%という優秀なコンタクト率を考慮に入れると、今季は3割を狙える位置に付けることだろう。ここまでの4巡で出来上がったチームをご覧頂きたい。僕はFunstonの未亡人が夫を亡くした歓喜の絶頂にいる時にイェーガーマイスターでも一杯やっていることだろうね。

1B Albert Pujols
OF Matt Holliday, Jacoby Ellsbury
Util Lance Berkman

4巡目11位 全体47位 Curtis Granderson OF (Chris Liss Alt.)

昨シーズン見かけ上の数値は落ちることとなったが、実際のところGrandersonは大きな成長を見せてくれた。彼は四球率を大幅に上げ、三振率を大幅に下げている。打率を2分2厘も落とすこととなったのは、不運によるところが大きい。彼のBABIPは.362から.317にダウンした。三振数の低下とBABIPが中央値へと戻っていくことを考えると、今季は.290以上の打率となる可能性が高い。それに25本塁打の長打力(昨季の彼は141試合の出場で22本を放った)と優秀なスピード(シーズンをフルに通してプレイすれば15盗塁というのが最低値となることだろう)をプラスして考えれば、4巡目の最後まで残っているというのは大安売りだ。

2B Dustin Pedroia
3B Alex Rodriguez
OF Alfonso Soriano, Curtis Granderson

4巡目12位 全体48位 Roy Halladay SP (Chris Liss)

まだ残っている投手ではおそらく最も堅実な選択だろう。Halladayは、とんでもない投球数や肩の消耗を起こすことなくイニング数を積み重ねていくことが出来る、非常に効率的な投手だ。昨年はそれに加えて奪三振率が大幅に上昇し(5.54から7.54へ)、これまで通り四球を簡単に与えるということはほぼ全くなかった。(三振と四球の割合は206:39。) Halladayは飛球を打たせないことにも優れており、2003年以来20被本塁打を許したシーズンはない。これは昨年246イニングを投げたにも関わらず、である。チームの所属地区を危惧する人もいることだろうが、レッドソックス/ヤンキーズ/レイズが揃って好調だった昨季も問題なく成績を残している。ブルー・ジェイズの2009年の見通しがとても暗く見えるのは主に先発投手陣の層の薄さが問題であり、それはHalladayの成績には何の影響も及ぼさないものである。

SS Hanley Ramirez
OF Carlos Lee, Ichiro Suzuki
SP Roy Halladay

2009年3月6日金曜日

エキスパートによるMock Draft(3巡目)

原文

3巡目1位 全体25位 Ichiro Suzuki OF (Chris Liss)

ファンタジーにおいて打率でポイントを稼ぐには最高の選手であるイチローにとって、686打席で打率.310に終わった昨年は不調の年だった。だがこの不調には、打球が野手の所に飛ぶ回数が多かったという不運もあった。彼の昨季のBABIP(*=フェアグラウンド上に打球が飛んだ時に状況を限定した打率)は.337に過ぎず、キャリア平均の.356より低い。これが標準的な数字へと平均化されてくると考えれば、彼の今季の打率はおよそ700打席で通産平均の.331に近付いてくることだろう。自動的に付いてくる100得点と40そこらの盗塁も忘れてはならない。

SS Hanley Ramirez
OF Carlos Lee, Ichiro Suzuki

3巡目2位 全体26位 Alfonso Soriano OF (Chris Liss Alt.)

Sorianoは昨シーズンふくらはぎの故障と手の骨折で54試合を欠場することとなったが、どういうわけか2007年と同水準の29本塁打と19盗塁を126打席少ないにも関わらず達成させた。さらには、彼は常に低水準にある三振率を悪化させることなく、ビッグシーズンとなった2006年と同じレベルの四球率を記録している。別の言葉で言い換えると、彼は打席において過去最高に我慢強さを見せた。未だに標準的とは言いがたい低水準ではあるものの、彼のような天性の才能の持ち主が少しでもボールを見極めようとするというのは、大きな見返りが待っている可能性が高い。ただふくらはぎの怪我により足の故障で2年連続でDL入りしたという点と、33歳という年齢を考えれば3年連続となってもおかしくないという事は考慮した方がいい。

2B Dustin Pedroia
3B Alex Rodriguez
OF Alfonso Soriano

3巡目3位 全体27位 Matt Holliday OF (Brad Evans)

インターネット上のどこの掲示板を熟読しても、Hollidayについて書かれた数ページの議論を目にすることとなる。昨年の11月にオークランドが獲得を表明して以来、昨シーズンの1巡目指名の常連であった彼は当然のごとく熱い議論の的となった。打者不利とされる大きな球場で彼の本塁打数は減少してしまう?史上稀に見るほど保守的な戦略を取るアスレチックスで、彼は20盗塁を記録することが出来る?100打点を記録できるほど彼の前に出塁できる打者が揃っている?Rickey Hendersonはまだ明日正装してくる準備が出来ている?Hollidayの成績が転落するのは避けられない。でもおそらく多くの人が想像している程ではないことだろう。プレイする場所が変わっても、走塁の技術が消えてしまうわけではない。もちろんオークランドは昨シーズンはコロラドより79回盗塁の企画数が少なかったけれど、過去において企画数が多かった時はとても効率的に塁を盗んでいくチームだった。昨季93%の盗塁成功率を誇ったHollidayは、計画性を重んじる戦略を取るチームにおいても15~20盗塁が期待できる。Mattが100打点を超えるためにはMark Ellis(出塁率.321)とRyan Sweeney(出塁率.350)がより塁に出ていく必要がある。例えボールに重しが詰まっているようなこの球場でも、オールスターに3回選出されているこの選手ならば打率.300/25本塁打/100打点/95得点/15盗塁が可能だ。ホームを離れた時の彼の成績をどれだけ厳しく非難するのも自由だが、3巡目の前半という指名順位においては彼は物凄く価値がある。

1B Albert Pujols
OF Matt Holliday
Util Lance Berkman

3巡目4位 全体28位 Justin Morneau 1B (Brad Evans Alt.)

アルコールを1、2杯飲ませた後にリーグの仲間に昨シーズンの一塁手で誰が二番目に多くの打点を挙げたのかを聞いてみても、Morneauの名前はすぐには出てこないことだろう。彼の本塁打数は07年から急降下してしまったものの、この左打ちのカナダ人選手は打点をあげることに関しては怪物的だ。さらに重要なことに彼は打率3割に復帰し、得点数もキャリア最高と並ぶ97を記録した。ゴロ率が上昇してきていることを考慮すると、35本塁打の達成は起こりそうもない。しかし、何だかんだと言っても彼の複数項目に渡る貢献の優秀さは評価に値する。既にReyesとRamirezがラインアップに加わっているこのチームにとって、Morneauの信頼できる4ツールプレイヤーだ。

1B Justin Morneau
SS Jose Reyes
OF Manny Ramirez

3巡目5位 全体29位 Carlos Quentin OF (Andy Behrens)

昨季自ら負傷させてしまった手首の怪我は当然心配事の一つだ。だがQuentin本人は完全に回復していると主張しているし、昨年の成績はただただ驚異的だった。彼はシーズン最後の月を欠場したのにも関わらず、36本でALの本塁打数で2位となった。もしも同じ割合でさらに25試合、90打席をプレイしていたとしたら、彼の成績は114得点/42本塁打/118打点となる。この数値だけを見れば、彼がこんな位置まで指名されてないというのは不可思議なことだ。だけどもちろん、怪我を完全に無視するというわけにはいかない。彼はまだ26歳だけど、多くの試練を経験してきている。まるで死球を吸い寄せる磁石かのような彼は、すでに肘と肩と手首に深刻な故障を経験してきた。この指名は全て良い結果を残す可能性に賭けたものだ。彼を全体の29位で指名するのは少し急ぎすぎな感じもするかもしれないが、彼のMock Draft CentralでのADPは36.9だ。4巡目でこのチームが指名できるという可能性は薄い。もし誰か特定の選手に対して熱中しているのなら、アグレッシブになることだ。

3B David Wright
OF Carlos Beltran, Carlos Quentin

3巡目6位 全体30位 Brandon Phillips 2B (Andy Behrens Alt.)

このチームには盗塁が必要で、27歳のBrandon Phillipsは他のカテゴリーを犠牲にしないで盗塁数を提供してくれる。もちろん二塁を埋めるということは大切なことだけど、Phillipsはポジションを考慮しなかったとしても価値のある選手だ。2007年における彼は打率.288/30本塁打/94打点/107得点/32盗塁を記録した。指の骨折によって短いシーズンとなってしまったけれど、2008年も20本/20盗塁を記録した。基本的に言って、彼は600打席に到達することが出来るのならば、少なくとも4つのカテゴリーで貢献してくれることだろう。ここでCarl Crawfordを指名するというのがもう一つのプランだった。CC Sabathiaを獲得するというのも頷けるが、僕の考えではCCと彼の後に指名される4~5人の投手の差はそれほど大きくない。

1B Prince Fielder
2B Brandon Phillips
OF Ryan Braun

3巡目7位 全体31位 CC Sabathia SP (Matt Romig)

いや、僕は彼のミルウォーキーでの防御率1.65、WHIP1.00の成績がそのまま持ち越されると思っているわけじゃない。3登板で防御率0.82/WHIP0.82を記録したピッツバーグや、4登板で防御率1.82/WHIP1.08に終わったシンシナティのような対戦相手はAL Eastには存在しない。彼が新たに得るものは、どの投手にとっても多すぎるくらいのチーム得点と、メジャーリーグ史上最高ともいえるクローザーによる手助けだ。昨季キャリア最高の251を記録し、2年連続で200以上となった奪三振数は上昇傾向にある。彼の体調について懐疑的な見方をするふざけた論調に対しては、彼はここまでたった一年を除いては全て30先発以上をしてきていると言ってやろう。僕は彼にとって初めてとなる20勝と、新たなる200奪三振のシーズンの可能性にこの指名順を費やすことにする。

OF Grady Sizemore
SP Johan Santana, CC Sabathia

3巡目8位 全体32位 Brian Roberts 2B (Matt Romig Alt.)

このモックドラフトを通して、ポジションの層の薄さという概念が少し大げさに考えられすぎているというもっともな指摘があった。MIやCIが存在しない初期設定で行われているこのドラフトでは、最下層に位置する12番目の選手を獲得したとしてもそこまで辛すぎるというわけではない。そうは言うものの、SSと2Bのポジションには5ツールプレイヤーが豊富に存在しているとは言えない。Robertsの成績は、ポジションがどこであろうと出場させるに値するものだ。彼は過去の3シーズンにおいて、堅実に2桁本塁打と打率.290を記録しながら、平均して42盗塁と100得点弱を残してきている。もしまだ後何か一押しが欲しいと考えているのなら、彼は2010年にFAとなる可能性がある。意気込みもひとしおとなることだろう。(もしくはシーズン途中での強豪チームへの移籍もあり得る。)

2B Brian Roberts
OF Josh Hamilton, BJ Upton

3巡目9位 全体33位 Carl Crawford OF (Brandon Funston)

もしあなたが過去数年のドラフトにおいてCrawfordを上位15位以内で指名してきたのだとしたら、おそらくあなたは「彼には隠された長打力が秘められていて、もうすぐ爆発するところだ」とでも言って指名を正当化しようと試みてきたことだろう。でも全体33位での指名ならば、何の正当化の必要もない。MiggyとLongoriaがすでに長打力のカテゴリーをカバーしているこのチームにおいては、ただ50盗塁/打率3割と100得点を狙える一流のスピードを持った選手を探しているだけのことだ。Crawfordはまさにそういう選手だ。昨季は指の負傷で50試合ほどを欠場することとなったが、プレイオフでは復帰して優秀な成績を残した。まだ27歳の彼のベストシーズンはこれからだと考えるのも自然なことだろう。

1B Miguel Cabrera
3B Evan Longoria
OF Carl Crawford

3巡目10位 全体34位 Jason Bay OF (Brandon Funston Alt.)

打率.302/32本塁打/124打点/122得点。もしもBayがボストンでプレイした60試合(プレイオフ11試合を含む)の成績で、シーズンを通した162試合を戦っていたとしたら、こういう数字になる。当然のことだが、彼はDavid OrtizとKevin Youkilisの後の5番で打つことを楽しんでいた。およそ1試合に1打点を上げ、OPSは1.000弱まで上昇した。故障にも強い選手で、まだ30歳と年齢的にも全盛期にあり、リーグ全体で見てもトップレベルの打線の中核で打つことになる。

2B Ian Kinsler
OF Jason Bay
Util Chase Utley

3巡目11位 全体35位 Aramis Ramirez 3B (Scott Pianowski)

まだ30歳で、3年間の平均成績(打率.296/87得点/30本/110打点)の安定ぶりを見れば、彼を拒絶するのは難しい。心地良いホーム球場と昨季チーム得点でNL一位となった優秀な周囲のプレイヤー達の充実ぶりを考えれば、ここで大事な指名枠を使って彼を獲得するのは全く惜しくない。世界で最高に魅力的な指名というわけではないが、間違いなく安定感のある指名だ。過去5年においてRamirezが記録した最低の数値というのはそれぞれ打率.289、26本塁打、92打点である。スター選手の獲得を狙うのにはまだまだ時間がある。最初の数巡で重要なのは全てチームの基礎を築くということだ。

1B Ryan Howard
3B Aramis Ramirez
SS Jimmy Rollins

3巡目12位 全体36位 Nick Markakis OF (Scott Pianowski Alt.)

チェックリストを出して、Markakisの長所を確認していってみよう。5つのカテゴリーで貢献できる:○。毎年成績が上がってきている:○。最高峰の素質を持っている:○。(Markakisは2003年のドラフトにおける全体7位指名だった。) 僕は彼にもっと走塁でも成功を収めて欲しいと思っているけど(昨季17試行で10盗塁を記録)、仮に彼が全く走らなくなってしまったとしても、僕はこの順位での指名を考える。それだけこの良いスイングをする左打者のことを信じているんだ。もしも昨年記録した二塁打の少しでも今年は本塁打に変わるのだとしたら、次の十年におけるトップ15に入るような選手を見ることになる

1B Mark Teixeira
OF Nick Markakis
SP Tim Lincecum

2009年3月5日木曜日

エキスパートによるMock Draft(2順目)


2巡目1位 全体13位 Tim Lincecum SP (Scott Pianowski Alt.)

この僕らが愛する"ごっこ遊び"においてLincecumは瞬く間に評価が二極に分かれる選手になってきている。彼の登板数の多さやイニング数が急激に増加したことに悲鳴を上げる人もいれば、彼は単純に才能あふれる変人で、今後も物理法則や一般的に信じられている投手の調整方法の原則を捻じ曲げて活躍し続けると考えている人もいる。(Lincecumは登板後にアイシングをしないが、一度も先発ローテーションから外れたことがない。) 普段の僕は投手をこんなに早くドラフトするタイプではないんだけれど、もしもLincecumがほんの少しでも去年より良くなるのだとしたら(昨季の彼は後半の方が成績が良かったのも忘れてはいけない)、300奪三振は夢物語ではない。時にはいちかばちかのリスクのある指名をして「この賭けに勝てればリーグ優勝の可能性がある」と表明することも大事なんだ。僕はこのMock Draftで勝利することに全力を注いでいる。Tim Lincecumをチームのエースとして、ね。

1B Mark Teixeira
SP Tim Lincecum

2巡目2位 全体14位 Ryan Howard 1B (Scott Pianowski)

昨季の彼が時折全くもってどうすればいいのか見失った状態になっていたということも忘れてはならない。9月に月間打率.352を記録したが、そのおかげで最終的な打率が.251になっただけだった。相変わらず左投手相手に苦戦し続けているし、昨年は打球に占めるゴロの割合が急上昇してしまった。(皆Howardには大して内野安打は期待できないということには同意してくれるだろう。) つまるところ、低打率のリスクがあり、盗塁は考えられない選手であり、またそもそも一塁というのは埋めるのが難しくないポジションである。でも過去3シーズンにおける彼の153本塁打431打点と303得点を眺め見て、フィラデルフィアの小さな球場のことを考え出すと、「そんなことはどうでもいいから彼を俺のチームに入れてくれ」ってあなたは言い出すのさ。

1B Ryan Howard
SS Jimmy Rollins

2巡目3位 全体15位 Chase Utley 2B (Brandon Funston Alt.)

二塁手を二人も用意するというのは甘やかしすぎているように見えるかもしれない。でもMI(*=Middle Infielder. 二塁手と遊撃手のどちらでも起用できる。)というポジションは、他のどこのポジションにも負けないくらい重要なんだ。Yahooの初期設定ではMIとCI(*=Corner Infielder. 一塁手と三塁手のどちらでも起用できる。)が使われていないことは知っているけど、僕はMIとCIを使わないリーグ設定ではプレイすることがない。だから今回もMIがあるという仮定の基にドラフトをしている。(このMock DraftにおいてはUtilityの枠に彼を入れておく。) 仮想MIポジションを一流のプレイヤーで埋めるということは、僕がEdgar Renteriaのような選手達から解き放たれたということを意味する。Utleyがこのドラフト順位まで落ちてきたのは当然臀部の手術の影響を懸念してのものだろうけど、リハビリの報告は今のところ良好だし、本人も開幕には間に合うと信じている。でももし10試合や20試合を欠場することになったとしても、過去数年においてすでに彼は打率.300/25本塁打/100打点/100得点/10盗塁を達成する可能性が高いってことが証明されているんだ。

2B Ian Kinsler
Util Chase Utley

2巡目4位 全体16位 Evan Longoria 3B (Brandon Funston)

昨シーズンリーグ全体で12番目に三振率が高かった(27.2%)23歳の選手を2巡目で指名することに懐疑的になる人もいることだろう。でもLongoriaはメジャーで迎えた最初のシーズンの最後の100試合で打率.279/28本塁打/78打点を記録した。(プレイオフの16試合も含まれている。) 40本塁打を記録する可能性を秘めており、マイナーと大学で残してきた成績を見る限り、打席で何か上手くいかなくなってきたときはすぐに修正をするという能力も持っている。この指名によってこのチームは、今季それほど多く存在しない三塁で起用できるエリート選手を2人手に入れたことになる。

1B Miguel Cabrera
3B Evan Longoria

2巡目5位 全体17位 B.J.Upton OF (Matt Romig Alt.)

プレイオフで見せた爆発的なパワーは、150試合に換算すると65本塁打ということになる。素晴らしい成績だが、もちろんそれを期待してここで指名をしているわけではない。でもオフシーズンの肩の手術を終え、スピードに適応してくれば、2007年シーズンのようなパワーを取り戻すことはできるはずだ。最初の2人の指名が両方外野手となってしまったことは喜ばしいことではないが、どこかで数字を稼がなければならないし、彼は30本塁打/50盗塁の可能性は十分にある。レイズは好調を持続し続けるだろう。

OF Josh Hamilton, B.J.Upton

2巡目6位 全体18位 Johan Santana SP (Matt Romig)

5年連続で少なくとも33試合先発、15勝、200奪三振を記録している。そして全く衰えを見せていない。NLで迎えた初めてのシーズンの後半戦では、8勝0敗/防御率2.17/WHIP1.10という素晴らしい成績を残した。こんな数字を確実に加える機会があるのなら、それを取るべきだ。

OF Grady Sizemore
SP Johan Santana

2巡目7位 全体19位 Prince Fielder 1B (Andy Behrens Alt.)

ここまでで既にポジションの層の薄さについての様々な主張があった。素晴らしい。とても専門家的だ。でも僕は数字を積み重ねていくことに主眼を置いている。MIではなくね。それにMixedリーグ(*Mixed LeagueはAL・NL関係なくMLB全体から選手を選べるリーグ。AL Only League、NL Only Leagueに対する言葉。)においては上から12番目の遊撃手や二塁手もそこまで酷いってわけじゃない。45本塁打/120打点を記録する現実的な可能性がある選手というのはそうそういない。FielderとBraunを獲得したことで、このチームにはすでに二人もそういった選手がいることになる。彼の今後を心配することは自由だけど、25歳となるシーズンを迎える彼を今は好まざるを得ないだろう。彼は23歳にして打率.288/50本塁打/119打点/109得点を記録している。

1B Prince Fielder
OF Ryan Braun

2巡目8位 全体20位 Carlos Beltran OF (Andy Behrens)

僕はFielderとWrightとセットにしたかった。だからその計画を失敗に終わらせてしまった時に、チャットでちょっと後悔するようなことを数回発言してから、1分30秒をフルに使って指名した。このドラフトにおける4番目のメッツの選手をどうしても指名したかったというわけではないが、Beltranの盗塁への意識の高さと(08年は25盗塁、07年は23)、最近の得点と打点の高さ(昨季は116得点/112打点)が魅力的だったからだ。ここではAlfonso SorianoとLance Berkmanの指名も真剣に考えた。Beltranと同じように彼らも4ツールプレイヤー(*5v5 Rotoにおける5ツールプレイヤーとはもちろん打率/本塁打/打点/得点/盗塁の全てが高い選手のこと。)で、最近において40本塁打を記録したことがある選手達だ。

3B David Wright
OF Carlos Beltran

2巡目9位 全体21位 Manny Ramirez OF (Brad Evans Alt.)

この野球における精神的な漂流者は、まだチームが決まっていないという現状と脳の働きの疑わしさを考慮に入れれば、2巡目で指名するのはどうかという評価も出てくるだろう。この経済危機の最中に小国の国内総生産額にも値する大金のオファーを瞬き一つもせずに拒否するなんて、誰から見たって受け入れがたい行動だと解釈される。でもファンタジーの世界における価値観を基準にすれば、マニー劇団は最高峰の入場料を支払うのに値する。昨季ドジャースでの53試合における彼は、打率.396/17本塁打/53打点を記録するワンマンアーミーだった。単純に言えば、もし彼が冥王星のPetCoパークでプレイすることになったとしても、打撃成績を荒稼ぎすることだろう。将来殿堂入りが間違いないこの選手は、例えどこでプレイすることになったとしても、野球における最高峰の攻撃的な脅威の一人だ。36歳にあってなお、打率.310/35本塁打/120打点/100得点あたりの成績が妥当な賭けである。もし彼がどこかのチームと契約をしたら、この位置で指名をすることは難しくなってくることだろう。

SS Jose Reyes
OF Manny Ramirez

2巡目10位 全体22位 Lance Berkman (Brad Evans)

歴史に残るような快進撃でスタートを切った後は、密猟者達によって捕らえられ、Big Puma(*愛称)はオールスター後は打率.259にたったの7本塁打/33打点と酷く成績を下げることとなってしまった。強打の小人Ben Zobrist(オールスター後144打席で9本塁打)にすらパワーで負けたという結果だ。でも去年後半の大失速を忘れてしまえば、最終成績はキャリア通産の平均値と同じくらいのところに収まった。Berkmanは議論の余地なしに最も安定した年度成績を誇る打者の一人だ。昨季114得点と驚くべきことに18盗塁という2つのカテゴリーでキャリア最高を記録した彼は、今季も打率.300/30本塁打/110打点/100得点/10盗塁あたりの成績を残すと信頼を寄せることが出来る。このリーグがCIを使っていると仮定すると、PujolsとBerkmanのコンビはチームの基礎としては垂涎ものだ。

1B Albert Pujols
Util Lance Berkman

2巡目11位 全体23位 Dustin Pedroia (Chris Liss Alt.)

24歳にして打率.326/出塁率.376/長打率.493/17本塁打/20盗塁/118得点を記録した選手のどこに好きにならない要素があるんだい?彼が23歳の一昨年のシーズンで長打率が.041低かったことを除けばほぼ同様の割合の成績を残していたことを考慮すれば、昨年の成績はまぐれではないと分かる。長打率の伸びも20台前半の選手では自然な成長だ。Pedroiaの後ろには豪華なクリーンアップが揃っているし、ああそうだ、彼はMIのポジションを埋めてくれる。

2B Dustin Pedroia
3B Alex Rodriguez

2巡目12位 全体24位 Carlos Lee (Chris Liss)

これは何とも面白みのない選択だ。でもどれだけ面白みがなくても35本塁打と打率.300、少しの盗塁が付いてくるのならば問題はない。Leeは昨年キャリアで最高の年を迎えていたが、小指の怪我によってシーズンが途中で終わってしまった。Leeの長所といえば、三振が少なく四球も少ないことだ。つまり彼が打席に登場すればほぼ毎回どこかに打球が飛んでいくという結果に終わる。打率の向上に貢献しているし(三振は自動的にアウトだが、打球は飛ぶ場所によってチャンスがある)、四球で歩くという結果が少ないというのも本塁打と打点の向上に貢献している。四球を選ぶというのは現実の野球においては素晴らしいことだが、ファンタジーベースボールの世界においてはバットを確実にボールに当ててくれる選手の方が欲しいことだろう。

SS Hanley Ramirez
OF Carlos Lee

2009年3月4日水曜日

エキスパートによるMock Draft(1巡目)

Yahoo!に掲載されている6人のファンタジースポーツのエキスパートによるMock Draftの結果です。1人が2チームを担当しています。(原文)

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そう、とうとうMock Draftのシーズンがまたやってきたんだ。今回僕らは6人の著名なファンタジースポーツのエキスパートを集めて、12チームによるドラフトを行った。これは皆の要望が満たされるまで終わらない。毎日ドラフト1巡ごと進めていく。RotoWireのChris Lissから始めよう。何故なら彼はゲストだから・・・

1巡目 全体1位 Hanley Ramirez SS (Chriss Liss)

年齢、ポジションの層の薄さ、そして彼の持つスピードがAlbert PujolsやAlex Rodriguezよりほんの少し価値が上と評価されるのに値する。心配ごとと言えば増加傾向にある三振率と(Ramirezの打率は3割を切るかもしれない)、より強打・出塁に特化されたプレイヤーへと進化してきたことにより、走る回数が減ってくるかもしれないということだ。でも予想される彼の成績の最低値は30本/25盗塁/打率.290で、上限は40本/40盗塁/打率.330という遊撃手だ。

1巡目 全体2位 Alex Rodriguez 3B (Chriss Liss Alt.)

A-Rodを獲るかAlbert Pujolsを獲るかというのは非常に難しいところだ。でも僕は三分か四分打率が低いとしても、三塁手としての出場適正と15盗塁を取る。ヤンキースはより優れた野手陣が揃っているし(得点と打点が増える)、12年連続で35本塁打と100打点を達成してきているA-Rodは、リーグ史上最高に信頼のおけるプレイヤーなのかもしれない。

1巡目 全体3位 Albert Pujols 1B (Brad Evans)

右肘の違和感の影響を多少受けながらも、昨季のPujolsは打率.325を記録し、30本塁打以上と100得点以上を8年連続で記録した。10月の手術を終えて100%の健康体となった彼は、現在の認識よりもさらに恐ろしい打者だということを証明する可能性がある。もちろん一塁手というポジションは選手が有り余っているところではあるけれど、昨季NLのMVPを受賞したこの選手の安定度というものは重視されて当然なものだ。信じられないことにまだ29歳の今世紀最高とも言えるこの打者の今季の成績は、打率.330/40本/120打点/110得点/5盗塁あたりとなることだろう。

1巡目 全体4位 Jose Reyes SS (Brad Evans Alt.)

07年はパワーが減少したシーズンとなったものの、この俊足の大スターの昨季は06年に大ブレイクしたレベルまで戻ってきた。もしもReyesが今の1.30近くのGB/FB ratio(*=Ground Ball/Fly Ball ratio. 打球におけるゴロとフライの占める割合。)を保つことが出来て、かなりの数の四球を選ぶことができ続けるのだとしたら(08年の四球率は8.8%)、20本/60盗塁を達成することは十分に可能だ。現在25歳の彼の昨季の盗塁数ははっきりと下落したけれど、彼が08年において100得点/15本/40盗塁を記録した唯一のプレイヤーだということを考慮することは重要だ。

1巡目 全体5位 David Wright 3B (Andy Behrens)

Wrightが全体1位に値するという議論を展開するのは、そんなに難しいことじゃない。もしも彼を全体5位で指名することが出来たのだとしたら、幸運だと思うべきだ。もしも彼が全体6位の指名になるまで残っていたとしたら、もっと真剣なリーグを探した方がいいかもしれない。Wrightは過去の4シーズンの全てにおいて5つのカテゴリーの全てで価値がある選手だった。そして彼はまだ26歳だ。故障に対する耐性も全く問題がない。Wrightは昨年5個のスコアリングカテゴリーの内4項目でReyesを上回り、特に本塁打と打点での差は顕著だった。

1巡目 全体6位 Ryan Braun OF (Andy Behrens Alt.)

ここから物事は難しくなってくる。Grady Sizemore、Miguel Cabreraとその他におそらく6人の選手達がこの位置で指名されるに足る十分な論理的裏付けがある。でも僕は可能な限り最初に指名する選手は、全てのスコアリングカテゴリーにおいてリーグの平均以上の成績を残す選手を選ぶことを好むんだ。Braunはまさにそういった選手だ。彼は23歳と24歳のシーズンにおいて、5つのスコアリングカテゴリー全てで貢献してくれる選手だった。この順位で指名されるのを正当化するために、彼が何かを新たに証明する必要なんて何もない。もしBraunが何とかして今よりも良くなったとしたら(Fangraphsのサイトに投稿されている成績予想でも見てみるといい)、2010年のドラフトでは上位3位以内で指名される選手になるだろう。

1巡目 全体7位 Grady Sizemore OF (Matt Romig)

はっきり言って本番のドラフト当日では、ドラフト指名順位は前半のどこかにいることを僕は望む。でもこの位置で層の薄いポジションを埋めることが出来ないとしても(1位/2位/4位/5位指名を見てくれ)、リスクの低い選手を獲得するということはまだ可能だ。直近3シーズンにおいてSizemoreが得点/打点/本塁打/盗塁/打率で最も悪い数字を記録したものを全て合わせてみたとしても、101得点/76打点/24本/22盗塁/打率.268となる。本塁打・盗塁・打点は安定した上昇傾向を記録してきている。そして彼はまだ26歳だ。さらには2005年以降は5試合しか欠場していないということも考慮に入れると・・・えっと、彼を獲得するにはどこにサインをすればいいんだい?

1巡目 全体8位 Josh Hamilton OF (Matt Romig Alt.)

この指名は躊躇せずに行ったものではない。Hamiltonの2008年の詳細成績を見てみると、オールスター明けからはいくつかの成績が下落していることが分かる。オールスター前は18打席に1本塁打だったのが22.5打席に1本となり、打率は1分4厘下がった。9つの盗塁のうち、7つはオールスター前に記録したものだ。僕はホームラン競争を責める。でも彼を総合的に考えるとやはり魅力的すぎる存在だ。パワー、血統、そして球場。昨シーズン10盗塁を企画して9つ成功させた彼は、今季はもう少したくさん走ってくれるかもしれないし、噂によるとオフシーズンの厳しいトレーニングの中で盗塁の練習をしていたらしい。そして彼は27歳ということにも注目!僕は27歳の法則の信者だ。

1巡目 全体9位 Miguel Cabrera 1B/3B (Brandon Funston)

ここまで来たらもうこれは当然の選択だ。Cabreraは全体6位で指名されてもおかしくない選手だから。いつもの彼の基準でいうとスロースタートとなった昨年も、デトロイトでプレイした彼はシーズン後半の83試合で83打点を記録した。オールスター後に彼より多くの打点(70打点)と本塁打(21本)を記録した選手はいない。開幕時にはまだ25歳だし、Yahooのファンタジーベースボールでは彼は一塁と三塁で出場することができ、これまでのシーズン打率の最低は.292で、過去の5シーズンはいずれも少なくとも157試合に出場している。惚れ込む要素はたくさんある。

1巡目 全体10位 Ian Kinsler 2B (Brandon Funston Alt.)

聞かれる前に答えておくけど、ここでRyan Howardを指名することもよく考えた。でもこのチームの指名位置なら2巡目でもMark Teixeira、Lance Berkman、Prince Fielderといった一塁を守ることが出来る一流の強打者を獲得することが出来る。だから敢えてより層が薄いポジションでの貴重なプレイヤーを獲得した。過去158試合におけるKinslerの成績は打率.317/23本/89打点/136得点/33盗塁だ。僕はこの成績を、3順前に指名されたGrady Sizemoreの08年の成績よりも上と評価する。もちろんKinslerの問題点は、この158試合は怪我によって過去2シーズンに渡って記録されたものであり、過去3シーズンにおいて彼はまだ130試合以上出場を記録したことがない。とは言うものの、昨シーズンに苦しめられたのはヘルニアだ。そこまで慢性的に頻発することを心配する必要があるようなものでもない。26歳の彼は、これから最盛期を迎えるところだ。僕はこの可能性に賭けることを厭わない。そしてその結果Kinslerを130試合に出場させ、他の劣っている二塁手で30試合を戦うこととなっても、そんなに落ち込むようなことにはならない。

1巡目 全体11位 Jimmy Rollins SS (Scott Pianowski)

NL東地区の3人の遊撃手には皆高い値札が付いているが、いつも通りその中でもっともお買い得なのはRollinsだ。この層の薄いポジションにおける4ツールプレイヤーを獲得できたことに満足しているし、球場と昨季のBB/K(四球/三振率)の向上を考慮すれば、打率においても貢献してくれる可能性は十分にある。普段ならば30歳を超えた選手がアグレッシブに盗塁を狙っていき続けてくれるかを心配するものだが、Rollinsは年齢と共に盗塁技術も上げてきている。過去2シーズンにおいて企画した97盗塁のうち88回が成功した。彼の獲得を申し込むよ。

1巡目 全体12位 Mark Teixeira 1B (Scott Pianowski Alt.)

ヤンキースがCarl PavanoやJaret Wrightに大金を投げうってた頃の方が面白かったと思わないかい?Teixeiraは欠点のないプレイヤーで、ファンタジースポーツにおいては盗塁以外の全てで貢献をしてくれる怪我に強く、賢く、我慢強い強打者だ。打順が早く回ってくる可能性があり、投手陣もそれほど良くないALへの完全復帰を安く見積もってはいけない。Teixはまだ30歳を迎えるにはあと1年残っており、彼のベストなシーズンというのはまだこれからだろう。僕は今年がそうなると賭けてみるよ。